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毎年、夏になると日本に台風が来ることが多くあります。
台風とは何かとその理由について解説します。
台風とは

台風とは、熱帯や亜熱帯の海洋上で発生する熱帯低気圧のうち、
最大風速が約17.2m/秒(34ノット)以上に発達したものを指します。
また、大雨や強風を伴います。
北大西洋やと東太平洋で発生するものは「ハリケーン」で
インド洋や南太平洋で発生するものは「サイクロン」と呼ばれ
台風とは呼び方が異なるだけです。
また台風には台風の目という中心部で雨風が弱まる部分があります。
台風の目とは

台風の目とは。台風の中心部に雲が少なく、雨風も弱まる部分の事を言います。
台風の目が出来る理由としては、
北半球では台風は反時計回りに中心に向かって風が吹き込んでいますが
台風の中心に向かって吹く風が遠心力の影響で中心に到達できず、上昇気流が発生するためです。
また、その周辺には積乱雲が形成されます。その雲の事を「アイウォール」と呼びます。
台風の目の中は天気は穏やかになりますが台風の目から外れると
非常に強い雨風が襲ってくるので注意が必要です。
なぜ台風は日本に多いのか
地理的な理由
一つは地理的な理由が関係しています。
日本は北西太平洋に位置しており、台風が発生しやすい地域に近いことです。
季節風や海水温の影響
夏から秋にかけて、日本の南東から吹く偏西風が台風を日本に運びやすくしています。
また日本周辺は海水温が高いため、台風の勢力が弱まることなく強力なまま
日本に接近することが多くなります。
太平洋高気圧
夏になると日本の近くに「太平洋高気圧」がはり出して来るため。台風はそのふちに沿って動きます。
そのことで狙ったかのように日本に近づいて来ているのです。
国内での台風の上陸が多い県
台風の上陸が多い県はやはり九州地方、鹿児島県が特に多いとのことです。
逆に台風の上陸が少ないのは日本海側に位置している県や
台風は海から陸地に向かって進行するので内陸県では上陸は少ない傾向にあります。
上陸が少ない県は山形県や群馬県、山梨県、石川県、長野県、鳥取県、島根県など
が挙げられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
毎年、なぜか台風は狙ったかのように日本に接近してくる理由は
「太平洋高気圧」が関係していることがわかりました。
毎年のように来る台風は毎回、多くの被害をもたらしますので
用心が必要です。
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